お知らせ Information
学会誌「エネルギー・資源」に寄稿掲載のお知らせ
一般社団法人エネルギー・資源学会の会誌に、CAS-Net JAPAN専務理事の中村隆行が寄稿しました。
会誌「エネルギー・資源」2026年3月号(Vol.47 No.2)
研究者・実務者のためのエネルギー・資源講座
<連載:大学におけるサステイナビリティの取り組み②>
■タイトル
「サステイナブルキャンパス推進協議会の取組」
■著者
CAS-Net JAPAN 専務理事 中村 隆行
本稿では、海外の大学ネットワークの動向や東日本大震災を契機とした問題意識を背景に、日本におけるサステイナブルキャンパス推進の必要性と、当協議会設立に至る経緯を紹介しています。
また、省エネルギーやCO₂削減といったハード面に加え、環境教育や地域連携などのソフト面を含めた総合的な取り組みの重要性についても整理しています。
さらに、評価システム(ASSC)や表彰制度、年次大会、国際ネットワークとの連携、サステイナビリティレポート・アワードの開始など、協議会の具体的な活動とその広がりについて解説しています。
大学が「社会の実験の場」として持続可能な社会づくりを担う役割についても触れています。ぜひご覧ください。
▼会誌について
https://www.jser.gr.jp/mj/magazine/#allindex
▼本号の目次
https://www.jser.gr.jp/wp-content/themes/jser/pdf/new-index.pdf
※寄稿本文のダウンロードはエネルギー・資源学会の会員のみとなります。
新年度のご挨拶と2026年度の活動日程
新年度を迎えるにあたり、謹んでご挨拶申し上げます。
春の訪れとともに新たな年度が始まり、
2026年度の主な活動につきまして、
ぜひご参加くださいますようお願い申し上げます。
■ 社員総会
日時:5月30日(土)
会場:立命館大学 東京キャンパス
・13:00~ 社員総会
・14:00~ 環境報告書セミナー【NEW】
・15:00~ 講演会
・16:00~ ASSC認証校事例紹介
・17:00~ 懇親会
■ 年次大会
日時:12月5日(土)
会場:名古屋大学
※午前から夕方までの1日開催を予定しております。
■ アジア・サステイナブルキャンパスネットワーク(ASCN)
日時:2月18日(木)~19日(金)
会場:立命館大学 大阪いばらきキャンパス
ASCN年次大会に参加&学生発表受賞
CAS-Net JAPANは、アジア各国での取組に関する事例発表と意見交換の場として、各国の大学ネットワークである、KAGCI(韓国)、CGUN(中国)、SUN(タイ)とともに「Asian Sustainable Campus Network(ASCN)」を立ち上げ、毎年年次大会を開催しています。
「サステイナブルキャンパス・アジア国際会議(ACCS)」の名称で2015年度に年次大会をスタートし、2019年度に「Asian Sustainable Campus Network(ASCN)」と名称を変更しました。
ACCSの時から数えて、記念すべき10回目の年次大会となりました。
10th Asian Sustainable Campus Network (ASCN) Conference
2026年2月2日(月)~2月3日(火)@タイ・チュラロンコン大学
プログラムこちら
SUN and ASCN overview program during 2-3 Feb 2026(1).pdf (0.24MB)
~初日(2月2日)~
チュラロンコン大学の学長 ウィルート・プリワット教授による開会のあいさつの後、ミケーラ・フリーバーグ=ストーリー氏(タイ国国連常駐調整官)と、ナム・サンミン氏(ESCAP環境開発部長)による全体セッションがありました。
その後に行われたパネルディスカッションには、CAS-Net JAPANを代表して中村隆行専務理事が参加しました。
同日の午後に行われた、ASCN Student Presentationには、CAS-Net JAPANからの5大学を含む、13大学の発表がありました。
・北海道大学 Takumi Takayama, Akito Kimura “Master Plan for the Experimental Farm No.1, Sapporo Campus, Hokkaido University”
・武蔵野大学 Riko Katahira “Multi-Stakeholder Collaboration for Sustainable Campus Development: Student-Led Practices Centered on a Rooftop Commons in Urban Japan”
・千葉大学 Takeru Suzuki, Chihiro Kajiura and Jiaxin Jin “Building Sustainable Communities Through Student-Business Collaboration: Initiatives and Lessons from Chiba University”
・公立鳥取環境大学(オンライン) Ayaka Nakajima , Aoshi Kobayashi , Kazuha Kishi “A Student-Led Campus Initiative for Sustainability Engagement: The Practice of TUES Sustainability Week”
・岐阜大学(オンライン) Aoi Sawamura Yume Ito Shizuku Sekihara “Student-driven Environmental Action for a More Sustainable and Naturefriendly Campus”
~2日目(2月3日)~
閉会式で行われた表彰式では、武蔵野大学がゴールド賞、千葉大学がシルバー賞、北海道大学がブロンズ賞を受賞しました。
受賞されたみなさん、おめでとうございます!
最後に、Handover to the next ASCN Conference host(次年度ホストへの引き継ぎ)として、立命館大学の近本智行教授が発表しました。
来年は立命館大学での開催となります。日本からも多くの大学のご参加をお待ちしています!
【募集開始】 サステイナブルキャンパス評価システム(ASSC)参加大学・法人等
サステイナブルキャンパス評価システム(ASSC)は、CAS-Net JAPANが運用する、持続可能な社会の構築に貢献する大学の取り組みを評価・認定する制度です。
これまで国内外の教育機関等130法人以上から会員登録申請を受け、延べ100件以上の実績があります。
運営、環境、教育と研究、地域社会の4部門からなるアンケート形式による回答を、合計170個の評価基準によって評価します。
4段階の上位2つである「プラチナ認定」、「ゴールド認定」を獲得すると、サステイナブルキャンパスを推進する機関と認定され、認定証が交付されます(有効期間は3年間)。
本年におきましても、多くの大学の参加を期待し、同評価システムによるオンライン回答を下記のとおり受け付けます。
同評価システムでは3年に1度の評価実施を推奨しておりますので、2022年度以前にご回答いただいた皆さまにおかれましては、今回改めての回答をご検討ください。
また、個々の大学の評価結果は回答者へ個別にフィードバックいたしますが、第三者へ公開することはありません。
大学への依頼文書およびASSCの概要の書かれた別紙はこちらでダウンロードください。
ASSC2025 依頼文書および別紙.pdf (1.35MB)
多くの大学のご参加をお待ちしております。
1.ASSCの回答方法
webページへのログイン
下記サイトからアカウントを取得し、ログイン後、オンラインでご回答下さい。
https://www.osc.hokudai.ac.jp/assc/
2.参加費
CAS-Net JAPAN法人会員 無料
CAS-Net JAPAN個人会員・非会員 20,000円/回
(参加費の納入方法)
個人会員・会員外の方から回答提出(試行回答を含む)を頂いた際は、回答受領後、当会より請求書を送付致します(請求期日:2026年3月末日)。
(備考)
アカウントの取得は無料です。
3.回答期限
2026年2月2日(月)
4.お問合せ先
国立大学法人北海道大学 サステイナビリティ推進機構 キャンパスマネジメント部門
E-mail osc●osc.hokudai.ac.jp (●を@に変える)
TEL 011-706-3660
過去の認証大学はこちらでご確認いただけます。http://casnet-japan.org/free/assc
第1回サステナビリティレポートアワード表彰式を開催しました。
サステナビリティレポート・アワードについて
「サステナビリティレポート・アワード」とは、大学や企業の環境報告書やサステイナビリティレポートを評価・表彰する制度です。
2020年度に環境省主催の「環境コミュニケーション大賞」が終了してから、大学の環境報告書を評価・表彰する制度はありませんでした。CAS-Netの会員大学からのそうした制度があるといいという声を受け、今年度、CAS-Net主催の形でスタートしました。
「環境情報開示の質の向上と社会的発信力の強化」、「優れた取り組みの見える化を通じた波及効果」、「学生の評価参加による、学生の実践的な学びの機会を創出」など、さまざまな目的を持って設計しました。
最も大きな特徴は、審査員が学生であるということです。審査方法としては、第一次審査をCAS-Netに加盟し、一定の基準をクリアした学生団体が行い、その結果を踏まえて、CAS-Net幹事会で表彰対象を決定しました。
今回は4団体23名の学生が審査員として参加してくださり、すべての応募団体の報告書を読み、充実した評価書を作成してくれました。評価コメントはすべて応募団体にフィードバックします。貴重な若者世代の生の声が書かれていますので、大学にも企業にとっても大変参考になるものであると思います。
学生審査団体の紹介
岐阜大学環境サークルG-amet/京都大学環境サークルえこみっと/大阪公立大学環境マネジメント推進室/千葉大学環境ISO学生委員会
当日参加していた2団体から審査コメントもいただき、「学生審査員証書」を贈呈しました。
表彰式
大賞
日本ハム株式会社「サステナビリティレポート2025」
審査講評)日本ハム株式会社のサステナビリティレポートは、「食」を軸に、研究開発・畜産・人材育成・地域貢献など、事業全体を通じて社会とのつながりを丁寧に描き出した点が高く評価されました。特に、「食べる喜び」という一貫したテーマのもと、社員が主体的に挑戦する企業文化や、未来に向けたロードマップを明確に示している点が印象的でした。多様な活動を統合し、未来志向のストーリーとして描いた本レポートは、まさに企業のサステナビリティ報告の模範といえる内容でした。
奨励賞
東海国立大学機構 「環境報告書2025」
審査講評)「東海国立大学機構 環境報告書2025」は、名古屋大学と岐阜大学それぞれの特色を生かしながら、機構全体としての取組を一体的にまとめた点が高く評価されました。教育・研究・地域連携の内容がわかりやすく整理され、写真や図表を効果的に使った構成は、多くの人に親しみやすいものとなっています。また、CO₂排出量などのデータを具体的に開示し、目標未達の要因まで丁寧に説明するなど、誠実で透明性の高い姿勢が印象的でした。さらに、学生のインタビューや表紙デザインの公募など、多様な主体を巻き込む工夫にも創意が感じられます。
奨励賞
国立大学法人 京都大学 「京都大学環境報告書2025」
審査講評)京都大学の「環境報告書2025」は、計画・実績・次年度目標を体系的にまとめた構成が非常にわかりやすく、誠実で実証的な報告姿勢が高く評価されました。また、体育会系の部活動や学内コンビニなど、大学内の多様な主体が環境活動に取り組む姿が紹介されており、大学全体で環境に向き合う姿勢が伝わります。データの網羅性や整理の丁寧さに加え、社会との連携も明確で、京都大学の規模と多様性を生かした報告書でした。
受賞された大学・企業の関係者の皆様、おめでとうございます!!









